↓姉妹ブログ 最近無農薬有機野菜作りに凝っています(笑)。
150坪有機無農薬菜園 悪戦苦闘日記
今日のまさくん
だんだん目鼻立ちはっきりしてきましたにぇ~。 落ち着いたいい男になってね。 この前の記事にて、中国のお友達から励ましのメールが来ました。 (もし読んでいる孔子学院の方いましたら、私の怪しい中国語チェックして下さい(笑)) 工学者で日本語あまり重視していない人なのですが、 私の死ぬ死ぬブログを見て、末期的だと勘違いしてなきゃいいんだけど、、、(笑)。 賀さん 人間必ず死ぬものだな~、と覚悟が出来つつあるだけで、全然末期的じゃありません。 完治する確率の方が高いですからね、念のため。 ここ数ヶ月30分半身浴していますが、暇でしょうがないので、読書することにしました。 (その前は漫画でしたが、30分もあるとあっという間に読み終えてしまい、日持ちしない) その第一弾 ひろさちやの 『すらすら読める正法眼蔵』
”ひろさちや”は”中村元”と人気を二分する?日本の仏教解説の第一人者ですが(独断)、 ひろさちやさんは中村元さんと違って文章が平易で大衆向けです。 中村元さんと来たら誰がこんな本読むんだみたいな、学術論文な書籍ばっかりで、、、。 それでも2人目の子の名前『龍樹』 (ナーガールジュナと言うインドのお坊さんの中国語読み、 ナーガールジュナは”色即是空”の『空』の思想を体系化した、 それはそれはありがたいお坊さんだとか) はこの人の本読んで決定しましたが、頭膿みました(笑)。 正法眼蔵は曹洞宗の開祖 道元禅師が生涯掛けて編纂した 自身の仏教の集大成とも言うべき作品。 原本は87巻もあるらしいのですが、 この紹介本ではずいぶん端折ってその中でもより 特徴的エッセンス的要素の高い9巻を解説しています。 私が可睡斎で聞法している『生死の巻』は、 正法眼蔵全体の結論とも言える重要な巻だとか。 当然この解説本にも盛り込まれていました。 聞法だと原本からそのまま和尚さんが解説していて、 高校の頃馬耳東風だった古文の授業を思い出しましたが(笑)、 ひろさちやの解釈を元に現代語訳されていて、しっくりきました。 般若心経の独自的な解説の巻も盛り込まれていました。 日本の鎌倉仏教書籍の秀逸、読んでみませんか? ブログの読者層的に馴染めなさそうかも、、、 老人ホームにでも紹介に行こうかなぁ(笑)。 スポンサーサイト
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元気なうちに店じまいの支度というわけで(笑)
『歎異抄をひらく』、読んでみました。
ご存知の方も多いと思いますが、歎異抄は親鸞聖人の弟子唯円の著作ですね。 真宗名著中の名著と言われていますが、 これまで歎異の意味すら知らなかったので、瞠目しました。 一般に仏教書といえば、ちょっと教理じみると、すぐ、中村元さんの本みたいに、 「学者しかわからんじゃね~の?」 みたいな文章になりがちですが、この本は分かりやすく書いてありました。。 基本、 善悪どんな衆生でも救済するという阿弥陀仏の本願を、 疑うことなく一意専心念仏しなさい(信じなさい)。 ということで、その教義や実践についての疑義をはらすための解説集といったところ。 ふとわが身におもーく感じられたのが、 『連れ添う縁あれば、離れる縁あり』 (第六章より) 日ごろは、いろんな縁があってこの世に生かされているとしても、 ありがたさはまったく感じませんが、本を読んでいて、いざ死を意識すると、 死ねば縁が離れていくということ、無常を痛感させられました。 『浄土へ急いで往きたい心も無く、ちょっとした病気にでもかかると、 ”死ぬのではなかろうか”と心細く思えてくる。これも煩悩の仕業である。』 (第九章より) はぁ、そうでしたか、死への恐怖も煩悩なんですね?、しらんかった。 ちなみに『歎異抄』は、ともすれば異なった信心を持ってしまう法友を、 そうならぬよう歎いて(なげいて)記した書物という意味合いでした。 個人的にはだからといって『専心念仏』しよう、というよりも座禅派なので、 次は正法眼蔵解説書でも読んでみようと思います。 |